仮受防護工事

仮受防護工事は、既存構造物の下にトンネルなど新たに構造物を構築する場合に採用される工事です。仮受対象となる既存構造物は、道路橋脚や共同溝などの土木構造物からビルなどの建築構造物まで様々ですが、その対象物が供用中であることから、その機能の維持と安全性を長期的に確保することがもっとも重要です。

当社では、仮受油圧ジャッキをコンピューターの自動制御により既存構造物の変状を防止するなどして、安全性を確保しています。

大まかな手順

 仮受対象となる既存構造物を油圧ジャッキなどで支える。

 

② 既存構造物の下に新たな構造物を造ったり、トンネルなどを掘る。

 

③ 新規構造物等の完成後、油圧ジャッキなどを取り外す。

甲州街道の新宿跨線橋工事中の地下

左の壁に上部に油圧ジャッキが見える

油圧ジャッキ部分のアップ

地下にトンネルを掘るために

地上の体育館を支える

Ⓒ Akebono

 仮受対象となる既存構造物を油圧ジャッキなどで支える。