免震装置交換工事

遠くない将将来、必ずやってくると言われる大地震に備えて、建物の補強が喫緊の課題となっています。

地震への備えには、既存の建物を補強することで地震の揺れに「耐える」改修工事が行われてきましたが、近年は、建物と基礎の間に免震装置を取り付け建物そのものに地震の揺れが伝わりにくくすることで、地震から最小限の被害で「免れる」免震化工事が急速に広まりつつあります。

免震化された建物においては、その免震装置の機能が地震時に十分発揮されなければなりません。そのため、定期的な点検が必要ですし、万が一劣化が発見された場合は交換しなければなりません。

当社は、大地震から生命と建物を守るための免震化事業を進めていますが、今後はそれに係るメンテナンス事業にも取り組んでいきたいと考えています。

免震装置(青い台の上)の交換作業

大まかな手順

 地下の免震装置の周辺に油圧ジャッキを設置して建物全体と支える。

② 既存の耐震装置を外す。

③ 新しい耐震装置を設置する。

④ 油圧ジャッキを撤去する。

動画 免震装置交換工事

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