阪神淡路大震災や東日本大震災などの大きな地震が頻発している近年、建物の地震対策は不可欠かつ喫緊の課題になっています。しかし、新築の建物であれば建設時に容易にできる免震化工事であっても、既存の建物の場合は一旦建物を支えてから新たに免震装置を設置しなければなりません。

当社は、建物の基礎部分に免震装置を設置する基礎免震化工事と、中間階に免震装置を設置する中間階免震化工事を行っており、どちらの場合も建物で行われている通常の業務や生活を続けたままでの工事が可能です。

基礎免震化工事

油圧ジャッキで建物全体を支えながら、地盤あるいは建物の下部とその上部の建物を切り離して免震装置を設置する工事です。

大まかな手順

 地下の基礎の下を掘削して油圧ジャッキを設置し、建物全体を支える。

② 基礎下の既存杭を切断・撤去する。

③ 免震装置を設置する。

④ 油圧ジャッキを撤去する。

 

中間階免震化工事

建物の中間階に免震装置を設置する工事です。建物の用途、構造、地盤条件など様々な条件から、中間階で免震化することが適していると判断された場合に採用します。

大まかな手順

 免震装置を設置する中層階の梁や柱を補強し、ブレース(補強材)を仮設する。

② 油圧ジャッキで上層の階を支え、既存の柱を切断・撤去する。

③ 基礎(ベースプレート)を構築した上で免震装置を設置する。

④ 上部ベースプレートを設置し、油圧ジャッキを撤去する。

⑤ 仮設のブレース(補強材)を撤去する。

免震化工事 (免震レトロフィット工事)

集合施設の土台と柱の間をジャッキで支え、

免震装置を設置する基礎免震化工事

地震の力を遮断して揺れを抑える

オイルダンパーの設置例

県庁舎での免震装置設置作業

動画 基礎免震化工事

動画 中間階免震化工事

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